***山行報告・宇賀川蛇谷***
『へび谷にはヒルがいっぱい』
2007年9月1日〜2日
上村・中野(記録)・小倉・小倉
今回は福島の『姉さん何とか組』の三人+小倉さんの家族、計4人で行って来ました。
前日の土曜日集合で買出しをし、宇賀川キャンプ場で宴会。大阪を出る時、天気は良く明日は沢日和と思い、刺身+例の如く鍋で明日に備える積りだった。が宴会途中から雨、テントの中に移り続けたが暑く、出入口を開ければ涼しいが雨が入る、閉めれば暑い如何すれば良い? 結局半分開け、少々雨が入るが我慢し濡れる。大雨では無い、小雨+くらい、の降りなので許容範囲である。
夜半、テントを激しくを叩く雨音で目が(酒も)醒めた、明日は駄目だな、連続4回も山行出来ないなんて憑いていない、此処迄来て中止とは、仕方が無い明日は近くの温泉に入り帰るしかない。又寝に入った。
6時ごろ目が覚めた、廻りの連中は熟睡している様子、当然だがテントの中は明るく成っている。洗面に立った、相変らず小雨だが降り続いている。暫らくして戻ったが未だ誰も起きては居ない、する事も無いので横になる、7、8人用なので広い。
10分も経過しない時間で三人が一斉に起き出し、連られて起きた。先ずコーヒーを、インスタントではなく本格コーヒーである。次に定番で有る昨日の残り鍋に、うどんでは無く黒い蕎麦(日本蕎麦)を入れる。平均年齢が高く蕎麦が残った、二十歳代が居れば恐らく全てたいらげるで有ろう、加齢は省エネの身体に成り登山に適して入るのではないかと感じてしまう。
小降りなの沢に入る事に決定。遅い出で有る、まあノンビリとおもむろに出るのも悪くない、性に合っている様に思える。テントを仕舞い車に収納、身支度しテン場を後にする、時間は虚覚えだが8時半かな。
入渓場所を間違え大分手前から入って様だ。 30分くらいしてから入渓地点のつばめ滝に着いた。
水量は適当に有ったと思ったが、上村さんに言わせると少ないとの事。久振りの沢なので多い少ないが解からない。ただこの沢は暗いと感じた、勿論雨天の精で有るのは確かな事なのだが、日が射さない、廊下状で両側は『小型上廊』の如く垂直の岸壁が迫っていてその上部に木が覆い茂っている、真上に太陽が位置しない限り日は射さない。 1、2回程、雲と木々の間から明かりが漏れた程度で暗い。もっとも、沢は暗いのが当り前なのかも知れないが、比良の沢は明るい印象が有るが、沢も人間も明るい方が楽しい。しかし暗い沢も人間もたまには良いかも、結構新鮮味が有り良い意味でしんみりと心に残る。
ガイド書記載の様に滝が多く、巻く処も有るが横を直登出来る処も有る、その判断が力量を問われている様に感じた。当然我がパーティは最強なので、直登第一主義で高巻きは原則有りません(実際は有りました)。二人の隊長が道を作ってくれるので私は楽な者です、シュリングに掴まり、ザイルで確保され楽チンでした。ただ1箇所、イヤ正確には道を間違えたので往復2回、スリルを堪能しました。幅20センチも満たない丸木橋を渡るのです、長さ約6、7m高さ2mくらいかな、バランスを崩せばドボンです、打ち処が悪ければケガは免れないでしょう。お助けの頼り無いロープが一本張って有りそれが唯一の支えです。此処がー番緊張しました、他の三人は平気の様でした。
中間地点を過ぎた当りかな、10mくらいの滝が有り、高巻きと判断して上村さんトップで行きました、確保は小倉さん。
確保なしでも大丈夫だと思われたが、流石上村さん動物的感でザイルを使いました。私なら無しで行ってかも知れません。2つ目の支点を立木の上部で取り、登り始めた瞬間『アー』と叫び墜落3 . 5 mくらい、足と手を打った様子、でも大事には至らなかった。ひと安心。
2番手で私が登り始めた時、その滝の横にルートとが有り判明、ヌンチャクを回収して取り付いた、成るほど、ホールドも有り問題は無かった。高巻きが問題だった。しかし直感は経験で養われるものだとつくづく改めて思い感じました。
最後の詰めは早く沢から出た様で、腰迄の笹と胸位の笹を掻き分けようやく登山道に出ました。早く入渓したり、途中二又に分れ左か右かで判断を迷い、2回程引き返し、遅い時間に出た割には、早くキャンプ場に辿り着きました。
途中左手首にヒルー匹張り付いて居て、血を吸われた、それだけだと思っていたが、登山道に着いてザックを下ろした時、腰の後ろ当りのシャツが血に染まっているのを見つけられた、ヒルだ、満腹に成って離れた様だ、ヒルは居なかった。
林道に出た処で靴を脱ぐと両脚の靴下の中にヒルが5、6匹程居た、左脚脹脛1ケ所と右手小指と薬指の間か真っ赤に染まっていた。計4ケ所も吸われてしまった。更にキャンプ場に着きに点検すると又出てきた、ATCにもヘバリ付いていた、計算すると12、3匹程引っ付いていた様だ。他の人も同様だ4、5箇所吸われ12、3匹程へばり付いていたのだ、4人で50匹以上の襲われ、15箇所以上も血を吸取られたのだ。沢ではなく登山道で襲撃に有った様だ。
蛇谷にはへびは居ないがヒルが居た、名前を変更すべきだと思う『ヒル谷』と。そうなるとヒル好き以外は行かなくなるかな。
(中野)
